『かしゃぐら通信』 Khasya Rreport     KhasyaはPinusKhasyaのことで松の木の一種。熱帯原産で3葉、幹と枝はすらりとした樹形を作る。松はシンハラ語でデーワ・ダーラ、神の枝を意味する。Khasya-gulaでStage of Godsのこと。スリランカの神は古代、山の岩穴に住んだ。  Khasya Report かしゃぐら通信・スリランカ料理33品を作る
 「かしゃぐら通信」Khasya Report シンハラ語/シンハラ語の話し方・読者の方へ/ニュースの探検隊/カレーライス/かしゃぐら通信索引/著作・発行 トモカ・コミュニケーション
スリランカのカレーが、まだまだ日本に伝わらない。カラピンチャ、ポルサンボール。そうしたスリランカ料理の真髄さえ、知られないでいる。伝説の店・スリランカ料理トモカのレシピをもう一度覗いてみよう。 「かしゃぐら通信」のシンハラ語の世界へ。日本語で話せるシンハラ語とは? その不思議で懐かしいな言語世界へ。 シンハラ語の話し方・読者の方へ 本の内容をパワーアップ。更に詳しいシンハラ語の世界へ。 「かしゃぐら通信」索引へ 「かしゃぐら通信」の全項目を一覧。探している項目が容易に見つかります。

かしゃぐら通信 スリランカ料理33品を作る

スリランカ料理って、なに?

スリランカ料理33品一覧・レシピー集

1 アーッパ 
    Appa



アーッパ器具
米の粉をポルキリで溶いて発酵させてパン生地を作り,それを専用の型に流しこんで薄く焼く。なんとも面白い形に焼いたもの。半円状で周りがサクサク,真ん中はフワフワ。  詳細
2 イディ・アーッパ
    Idi appa
アーッパと同じ米の粉で作る麺。キリホディを掛けたり、そのほかの料理をこれに掛けて食べる。
 アンブル・ティヤル 
    Ambul thiyal

スリランカ南部に伝わる伝統の魚料理。マグロやその他の赤身の魚に酸味料としてゴラカを、芳香をつけるためにスパイスを加えて煮込んだ料理の総称。酸味を効かせて煮汁がなくなるまで煮込む。  ●詳細

トーラマール・ウェンジャナ
ThoraMaal Vyanjana
トーラマールは「さわら」。シンハラ人にとっての高級魚。黒っぽく仕上げるが、これはスパイスを強く炒って使うため。

アラ・ウェンジャナ
ala vanjana

 ジャガイモを使った料理。アラはアラ・タ−パルの略。ターパルはタッペル先生のタッペルに結びつくのだけど、→アラ・ウェンジャナ

アラ・バドゥム
Ala Badum
ウェンジャナが煮物ならバドゥムは炒め物。ただし調理法が特殊できりりとした甘みを持つ。

パトーラ・ウェンジャナ
パトーラはすっきりとした味の野菜。シンハラの料理では野菜を一品づつ調理する。

コス・ウェンジャナ
 コスはシンハラ語で、英名はジャックフルーツ。熱帯の木の実なのに日本での名前もあって”ぱらみつ”と言います。「パーラーミッタ経」という仏教の経典がありますが、それとは関係がなさそう。→コス・ウェンジャナ

ムールンガ・ウェンジャナ
硬い筋があって、こんな野菜が食えるのかと、最初は思うのがムールンガ。しかし、すこぶる美味。
10
カラワラ・ウェンジャナ
karavala vyanjana

カラワラというのは「干魚」のことです。スリランカではどんな魚も干物にされて市場で売りに出されます。島国のスリランカでは大抵の魚が干魚にされるから、この料理がとても多い。→カラワラ・ウェンジャナ
11
キリ・バト
kiri-bath
 
月の始め,祝いごとなど、何かしらのめでたい行事があるときに作る料理がキリ・バトです。文字通りには「キリ=乳、バト=飯」ですから椰子の果肉を絞った汁、ココナツ・ミルクで米を炊いた料理を言います。→キリ・バト
12
インブル・キリバト
13
キリ・ホディ
kiri hodhi

もっともシンプルなスープ料理。
 ポルキリに青唐辛子・酸味料を加えて、カハ(ターメリック)を少し入れる。この汁をご飯にかけて食べるのですが、暑い夏の朝にはスッキリとした味がぴったり。→キリ・ホディ
14
ククルマス・ウェンジャナ
kukurumas vyanjana


 鶏肉のカレーです。日本人には一番カレーらしく感じられる料理。しかし、これがスリランカではもっとも特別な料理なのです。→ククルマス・ウェンジャナ
15
カラウィラ・テンプラードゥワ
Kalavira Tempalaaduva
カラウィラはニガウリのこと。スリランカには原産のニガウリがある。テンプラードゥワは調理名。日本のてんぷらと語源は同じ。ポルトガルの調理法が絡む。
16
ワンバトゥ・テンプラードゥワ
Vambatu Temparaaduva
ワンバトゥはナスのこと。これもテンプラードゥワと相性がいい。
17
ゴトゥコラ・サンボール
gotukola sambol


サンボールと名がつく料理はサラダ感覚で食べられる野菜料理です。中にはシーニ・サンボルのようなとんでもない激辛からがありますけど。→ゴトゥコラ・サンボール
18
タッカリ・サンボーラ
Thakkari Sambola
タッカリはトマトのこと。まるで野菜サラダ感覚のサンボーラ。
19
コラ・カンダ
kola kandha


カンダというのは粥のこと。スリランカには多くの種類の草粥があって、朝に”飲まれて”います。
 コラは蔬菜・野菜の総称で、草の汁を絞って粥に加えれば「コラ・カンダ」と呼ばれます。→コラ・カンダ
20
マリーガトニィ
ミラグ・タンニール
タミル起源のスープだが、日本に輸入された「カレー」の起源がここにある、と「かしゃぐら通信」は考えている。雑誌サライのカレー特集で紹介したことがある。→マリーガトニィ(サライ記事から
21
パリップ
parippu / parippumallum

パリップというのは惹き割りにされた豆のことですが、どんな豆かと言えば緑豆の形をを思い出していただければだいたい間違いはありません。スリランカでは鮮やかな橙色をしたものが使われますが、これが輸入に頼っているというのは悲しい現状です。→パリップ
22
ピットゥ
pittu

お米のケーキ。やわらかな、やわらかなシトギ餅。形はプリンみたい。という形なのだけど、ケーキでもシトギでもプリンでもない。なぜならこれを一口頬張ると口の中でほわぁっと、とろけて崩れてそこにココナツの香りと甘味が染み出してくる。→ピットゥ
23
ポル・サンボール
pol sambol


四谷にあったスリランカ料理トモカが1983年に日本で始めて紹介したポルサンボール。20年を過ぎてやっとこの国でも定着した。
 削ったヤシの果肉に唐辛子、柚子の汁、鰹節を加えて練り合わせて作るご飯のおかず。イディ・アーッパで食べてもいい。朝ごはんの定番。この逸品こそがスリランカ料理の真髄だ。→ポル・サンボール
24
ルヌ・ミリス
lunu miris
ポル・サンボールと同じで、これも定番の朝の一品。ピリリと辛く,一口頬張ればどんな眠気まなこもスッキリと覚める。酸味が効いているのだけど,これはデヒという果実,日本の酢橘(すだち)のような上品な酸味を持った果実の絞り汁を加えているから。→ルヌ・ミリス
25
ハールマッソー
haal masso

スリランカの町や村では必ず朝市があります。日曜にはにぎやかな朝市に出かけましょう。
 早朝の市を覗くと、写真のような小魚を売る店があります。<ハールマッソー>。ようく見てください。→ハールマッソー
26
ムクヌワンナ・マッルン
mallum


果物,根菜、葉菜を細かに切り,これに削り椰子を合わせ加熱処理した料理がマッルン。ここではムクヌワンナ(葉菜)のマッルン。ターメリックとたまねぎを先に軽く煎り煮してから加えて加熱します。逆に火の通りにくい人参やパパヤの場合はこれらを先に調理してから最後に削り椰子を加えます。→ムクヌワンナ・マッルン
27
カトゥルムールンガ・マッルン
カトゥルムールンガもマッルンにすると一味違う。
28
パパダム
Papadam
なぜかシンハラ人はパパダムが好きだ。パッパダムというのが本名。タミル起源。
29
ワタラッパン
vatarappan

椰子の蜜を卵でといて、これを型に入れ蒸したデザート。スリランカ南部で取れるかシューナッツが入ることが多い,プディングのようで、辛い料理を食べた後の口直しにはこれが最高。→ワタラッパン
30
ラサ・カウィリ
お菓子
写真は左下から時計回りにカウン、タラグリ、ワェリ、ハラパ。お菓子に民族性はない。シンハラ・タミル・ヒンディのお菓子が区別なく食される。
32
果物
右上はカシューの実。カジュ・プフランと言う。カシューは高価なのでプランテーション栽培が盛んになっている。




33
バト
Bath
 日本のものと天と地がひっくり返るほどに違うのが「ご飯」。多くが茹で米(タンバップ・ハール perboiled rice) として食されるからだ。
スリランカのご飯を食べて日本に戻ると、しばらく日本のご飯を口が受け入れなくなる。べとべとの日本米が胃に重過ぎるのだ。スリランカのご飯はぱらぱらだから、どんどん胃に入る。
 ぱらぱら米の中でも赤米は栄養価が高いとされている。でも、これを下品だとして嫌う富裕層が増えている。なげかわしい。
 写真は赤米。

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