かしゃぐら通信
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スリランカ料理を
考える

スリランカ料理は……

  ……食べるだけぢゃもったいない。 スリランカの歴史、数千年とともに歩んだ料理がスリランカのカレーなのですからそこにはすばらしい英知が宿っているのです。
 
 食事が作る日々の健康。
 テーブルに漂うアロマの誘惑。 
 クスリより薬になるスパイス。 
 
 こうした食の智恵を南の島の中だけに閉じ込めておくことはありません。それは極東の食生活にも充分に通用するし、私たちにとっては新しい出会い,未知の知識もスリランカのカレーライスに満載されています。

 この頁にご紹介するカレーの様々な資料は『南の島のカレーライス』を書くにあたって参考にさせていただいたものです。

 カレー世界をアジア食文化の世界に広げて捉えなおす。いえ、アジアばかりではなく、英国をも巻き込むカレーのバイタリティ。カレーの智恵を文化の遺産として文献残してきた先人の努力もさすが,です。





南の島のカレーライス辞典

スリランカ料理とその料理文化を紹介した『南の島のカレーライス』(南船北馬舎刊1996)は、東京の四ッ谷に「スリランカ料理・トモカ」という店が出現したことがきっかけで生まれた本です。
 
 
ですから、是非ともトモカのことには触れておかなければならないのですが、トモカに関しては当時のグルメ・ジャーナリズムが12年にわたって何度も取材をし、それぞれの視点からルポを書いているのでそれらを参照しいただくとして、ここでは『南の島のカレーライス』を書くときに参考としたカレーライス関連資料を公開します。
 
 
明治以降、日本のカレーライスがどのようにして誕生するに至ったか。熱帯アジアのカレーライスがどのように地球を徘徊し、摩訶不思議な変幻を遂げて日本に上陸したのか。ここにご紹介するメモと資料は、そうしたダイナミックなカレーライスの変遷を当時の現場から証言してくれます。

カレーライス資料一覧
『南の島のカレーライス』をまとめるにあたって参考にさせていただいたのが以下の資料です。
メモ文の後の数字はキロバイト。60k以上の容量があるとダウンロードに多少の時間がかかります。
資料は、制限が解け次第、順次、公開していきます。

レシピーから
カリード・ビーフ・オア・マットン 『西洋料理通』から。明治5年に刊行された英国料理の手引書。この翻訳書で日本に始めてカレーが紹介された。63.4k
カリード・フィッシュ
『西洋料理通』から。36.5kb
カリード・フォウルl 『西洋料理通』から。41.1kb 
ツゥ・ボイル・ライス 『西洋料理法大全』から。17.3kb
トゥナパハの使い方(1)
レシピーを教える手紙から
ジャーディの食べ方 スリランカから寄せられた手紙。丁寧にシンハラ語と英語の二通が航空便の封筒に入っていました。
カンダの作り方 ガンパハの田んぼで”落穂拾い”をしていた農家のレシピ−。これはシンハラ語のみ。
出版物から
おいしんぼ スリランカのカレーも扱っていて、面白いのだけど、日本式のカレーにしか興味がないようだった。
食道楽 おそらく「おいしんぼ」の原点。ここに掲載されたカレーの薀蓄も、恐らくカレー談義の原点です。
華英通語 福沢諭吉  curryという英単語を初めて日本に紹介した米語辞典。
セイロン史 ロバート・ノックス 17世紀のシンハラ人の食文化、カレーに関していくつかの記述がある。