かしゃぐら通信
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コヒラ・アラ   Lasia spinosa Thwaites サトイモ科

コヒラ・アラ コヒラ・アラは、「切断するとレンコンのように糸を引く。表皮を包丁でこそぎ落とし、細断してカレーに入れる』と岩佐俊吉氏の『セイロンの蔬菜』にあります。
 調理されたコヒラ・アラはレンコンのような食感はないが、そのさっぱりとした歯ざわりは日本料理の素材でもあるかのような、妙にやさしいなつかしさを覚えさせてくれます。
 家の庭に植えられていたりして、栽培はいたって簡単で、市場では写真のように束にして売られています。
芋の類いはスリランカ原産と思われる種がいくつもあって、このコヒラアラも馴染みの深い根菜です。

●コヒラ・アラ・マッルン
材料 コヒラ・アラ(やまいもで代用) 青唐辛子 ガーガト・ポル 赤玉葱 カラピンチャ
    マスタード・シーズ ターメリック 塩
作り方
@ コヒラ・アラの皮をむき糸を取り、薄く小口切りにします。
A 鍋に@を入れ、水をかぶる程加えて、微塵にした玉葱、青唐辛子、塩を入れてコヒラ・アラが柔らかくなるまで煮ます。
B ガーガト・ポルにマスタード・シーズ、ターメリックを合わせてよく混ぜAに加えます。ガーガト・ポルに火が通ったら鍋をいから下ろします。

ポイント
 水の量はごく少なめにし、マッルンの出来あがる頃には水分が飛んでいるぐらいにします。ガーガト・ポルにはすぐに火が通ります。甘い香りが立ってきたら火を止めます。

作り方
@ 芋を茹でて皮をむきさいころか厚切りにします。唐辛子と塩を振っておきます。
A ギーを熱して玉葱を加え”煮たて”ます。
B これにカラピンチャを加え、@を加えて弱火にして10分ほど炒めます。
C 芋が炒めたようになるまで火を通します。

ポイント
 この調理をシンハラ料理ではテル・ダーナワという作業で代用する事があります。茹でた芋を切り分けたら、ソースパンに油を敷き熱して、そこに勢いよく芋を入れます。油で烈しく熱を加えてターメリックを加え火を止めます。「アラ・バドゥム」という料理がこれで、「アラ・ウェンジャナ」のバリエーションです。