スリランカの野菜図鑑


ディヤ・ラーブ Lagenaria siseraria Stndley ウリ科

ディヤ・ラーブ
 ラーブRaphanus sativus Linn アブラナ科は大根のことですが、ディヤ・ラーブは「ひょうたん」。

<ディヤ・ラーブ>
 ひょうたんはアフリカの原産、半乾燥地帯に適していてスリランカにも種類は多い。大きなものは水がめに使われ、若いものは食用になります。市場ではどこでも見かけ、普通に食べられる食材です。

<ラーブ>
 大根の種は日本から輸出されていると岩佐俊吉さんはヌワラエリヤでの見聞を記録しています。ヌワラエリヤでは戦前(第2次世界大戦の事です)、日本人がトマトを栽培したり、戦後は日本から唐辛子(鷹の爪)を輸出したりしていましたから、スリランカの野菜と日本の野菜はわりと関係が深いのです。
 スリランカにとって、ラーブ(大根)は輸入野菜なので、ここではラーブを使った「テンプラードワ」という料理をご紹介します。この調理法はポルトガルがこの島を植民地にしていたときに広まりました。日本の「天麩羅」と起源を同じくしているものと思われます。

●ラーブ・テンプラードゥワ රාබු තෙම්ප්‍රාදුව
〈材料〉
ラーブ(丸大根)
玉葱
カラピンチャ
青唐辛子
ウンバラカダ
デヒ(すだち)
ターメリック 塩 油

〈作り方〉
① 大根をむき小口切りにして塩を溶かした水に30分ほど浸しておきます。
  玉葱と青唐辛子を刻んでおきます。
② 油を熱して微塵に刻んだ玉葱とカラピンチャ、青唐辛子を入れ、玉葱が狐色になるまで炒めます。
③ ①のラーブの水を絞ってデヒの汁を絞り入れて②に加えます。更にウンバラカダ、ターメリック、塩を加えて強火で2,3分炒めます。
④ 火を弱めて更に30分ほど炒めます。