『かしゃぐら通信』 Khasya Rreport     KhasyaはPinusKhasyaのことで松の木の一種。熱帯原産で3葉、幹と枝はすらりとした樹形を作る。松はシンハラ語でデーワ・ダーラ、神の枝を意味する。Khasya-gulaでStage of Godsのこと。スリランカの神は古代、山の岩穴に住んだ。  Khasya Report かしゃぐら通信・南の島のカレーライス
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「かしゃぐら通信」のシンハラ語の世界へ。日本語で話せるシンハラ語とは? その不思議で懐かしいな言語世界へ。 シンハラ語の話し方・読者の方へ 本の内容をパワーアップ。更に詳しいシンハラ語の世界へ。 日本が4年にわたって関与したスリランら和平。進展は見られぬままにノルウエーが再び仲介を始めたものの、内戦状態が勃発して和平は急停止した。そして… スリランカのカレーが、まだまだ日本に伝わらない。カラピンチャ、ポルサンボール。そうしたスリランカ料理の真髄さえ、知られないでいる。伝説の店・スリランカ料理トモカのレシピをもう一度覗いてみよう。 「かしゃぐら通信」索引へ 「かしゃぐら通信」の全項目を一覧。探している項目が容易に見つかります。
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スリランカ料理 おいしい注文の仕方  「かしゃぐら通信」のスリランカ料理写真集@ 

 ポル・サンボールには鰹節入ってるかい?    ウバラカダと呼ばれるスリランカの鰹節

ポル・サンボールには鰹節入ってるかい? マッルンは何がある? 
トーラ・マールのアンブル・ティヤルが食べたいけど、
ご飯はサンバにしてね。
 …と、こんな風に注文してスリランカではスリランカ料理を食べるべきだし、そうでなくちゃ、スリランカへ行ったカイもない。

 サーフィンでスリランカの海へ行ったにしても、アーユルウェーダ・エステで香油を塗りに行ったにしても、仏跡巡礼の気高い旅でも、シンハラ語研究の稀有な学術者でも、JAICAのエンジニアでも、ひと時のコロンボ大使館勤めでも、ユネスコ学術探検隊員でも、はたまた貯蓄代わりの宝石買占め行脚でも、だ。

 究極の食通なら、
クラッカンとガーガト・ポルでいいよ、

と、何気なくささやくのだけど、これはすべての(スリランカの、そして、地球上のすべての)料理を知った後にささやけば良い。
 なぜなら、この取り合わせこそはアジアン・スローフードが理想とする最終到着点で、スリランカのジャングルの村へ行って、その朝もやの煙る朝食のとき、始めて出会えるものだからだ。飽食の時代は去った。食通も原点に立ち返るのだ。 

これからスリランカ料理と出会う方へ

 スリランカ料理を食べたいなら、用心して注文しなければならない。
 日本人には特にこのことを指摘しなければならない。
 なぜなら、これまで日本人はスリランカへ行ってもスリランカ料理を食べてこなかったからだ。バス停前のスナックへ入ってワェディやらゴーダンバ・ロティといったスナックを食べて「ああ、スリランカ料理を食べた」と勘違いする旅行者がいまだに後を絶たない。確かに日本のガイドブックは(それに日本のスリランカ料理店も)スリランカ料理と言えば怪しげなカレーしか教えてくれなかったし、だから日本人は「カレー」しか知らないのだけど、本当は違うのだ。

 スリランカに到着したら、まず、田舎へ行って欲しい。田舎の料理屋で、田舎の家で料理を食べて欲しい。
 スリランカにはスリランカ料理というものがあって、料理の一品一品にはちゃんと名前がある---と、ゴジック斜体の赤太文字びっくりマークをつけなくてはならないほどに、日本から来る旅行者はスリランカへ行っても本物のスリランカ料理を知らない。

 なにはともあれ、ポルサンボール。
 この名を口にしてみると、あなたのスリランカ料理熟知度も、相手のスリランカ料理感覚もわかる。何年スリランカにいても、スリランカグルメ旅行を志しても日本人はこのポルサンボールを知らない人が多いのだ。

 ポルサンボールポル・サンボーラと言う人もいるここでチェックスリランカ料理トモカのレシピー

 ポルサンボールを理解したら本当は食べなきゃわからないけど、ここのスリランカ料理一覧を参考にして、これらの料理名の二つ、三つは覚えてスリランカ料理を召し上がれ。


マハナマ食堂 昼食  

マハナマ食堂

                           
 スリランカでは昼食を一番豪華に作る。昼は料理の品数が多い。資本家で働き者のスコッチ人は朝飯を豪華に取り,サラリーマン国家の日本人は夕食が手厚い。でも、この熱帯南国の昼飯重点主義が最も健康に良い。
 食べると腹が膨れてねむくなる。食後は昼寝に限る。南国熱帯の昼間が寝るに限る。

 左の献立はもっとも”普遍的”な昼飯。
 ポル・サンボール、マッルン、パリップが”三種の神器”。
 トーラマール(さわら)がメイン。
 写真中央上のポル・サンボール、これがなくてはスリランカ料理とは呼べない。 
 ご飯は高級茹で米の”サンバ”を使っている。しかし、南部では普通”生米”を炊く。


マータラ朝市食堂 昼食

マータラ朝市食堂



田舎町の典型的な食堂。
 おばさんが店の入り口にいて帳場を取り仕切っている。帳場預りかと思ったら、おばさん一人で店を仕切ってた。
 町のバス停近くにはこの手のおばさん食堂、おじさん食堂が必ずある。ここの場合,近くに市場があって、そこで働く人にも利用される。市場で「旨い店,この辺にある?」と訊いてここを教えたもらった。
 料理は人参の煮物(人参は英語でキャロットと言うしかない。それで、この料理はカリヤ、つまり、curryという英語の料理名がつけられてしまう)や、アラ・バドム(ジャガイモの炒め物)が付いていたり。

 朝市食堂のおばさんは木箱からたゆで卵を取り出して、注文した定食にサービスで加えてくれた。玉子は高級品だ。
 ご飯にはちょっと色がついている。赤米なのだ。コロンボ人は赤米を嫌う。赤米を食らうのは貧乏の証だからだ。本物がここにある。



マータラ・ゲストハウス 朝食

マータラ・ゲストハウス


 
ポル・サンボールとキリ・ホディは朝食の定番。
 キリ・ホディはココナツ・ミルクのスパイス・スープ。普通はこのキリ・ホディをご飯にかけて指で機用に混ぜ合わせて食べるのだけど、朝食はパンで、という家も増えている。こうしてパンと一緒にスリランカ・スープのキリ・ホディが出てくるのは当たり前になっている。
 パンは近所の店から出来合いを買ってくる。小さくてボロボロ・パラパラ。
 
 青いボールには指を洗うための水がはいっている。浮かんでいる五弁の花はアラリヤの花。
 その上にあるのはスリランカの食事をスリランカたらしめるポル・サンボール








ゴール・ゲストハウス 朝食

ゴール・ゲストハウス




 中央左のパンケーキがアーッパ。その右にインディ・アーッパ。
 左上、黄色いのがパリップ。その右にはルヌ・ミリス。
 左下のフルーツ,赤いやつはカジュ・プフラン。この辺りの名物で、カシューの熟れた実。

 これは、レスト・ハウスでの朝飯だけど,「スリランカ伝統の朝飯が食いたいんだ、」と前の晩に言っといたら、こんなに作ってくれた。感激して全部平らげたかったけど、イディ・アーッパは半分を残した。









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