二河白道
にがびゃくどう
二河白道 善導大師の「観無量寿経疏(かんむりょうじゅきょうしょ)」に説かれている比喩で、今まさに往生せんとする人を阿弥陀仏が迎えんとする一種の来迎(らいごう)図です。
火の川・水の川を挟み、向こう岸は西方浄土、こちら岸はこの世の世界を示しています。
一人の旅人が、後から飢えた獣や殺人鬼に追われ、行く手は左に猛火に覆われ、右は荒れ狂う水の川がせまる所にさしかかると、その境目にわずか道幅十数センチの白道。
戻れば殺される、進めば火の川・水の川に飲み込まれ絶体絶命 !。
と・その時、向こう岸よりかすかに自分を呼ぶ声。ふと見上げれば阿弥陀様。「私を一心に念じ、こちらに来なさい。必ずあなたを護ります」と、うしろから「心を定め、行きなさい。
決して災いはありません。留まれば死を待つのみです」振り返ればそこにお釈迦様。
さて旅人はどうしたでしょうか?。あなたならどうします?・・・・・イエ!・・・この旅人こそまさにアナタなのです。