山葵おろし

〜台所の巻〜



旨い刺身が食べたい。
刺身には山葵。山葵をおろすには、おろしがね。
鮫肌がいい。家の前は海、鮫の幼魚が打ち上げられていたのを見たことがある。
でも狙って釣れるものなのか?とりあえず釣りに出かけ、たまたまウマズラが釣れる。
皮を剥いで乾燥させ、板に貼り付ける。おろしがね完成!!
次は山葵、安部奥の名山”山伏”に野生の山葵を取りに行く。
痩せているがなんとか使えそう。あとはメインの刺身(魚)を釣りに行く。もちろん鯛?
なかなかアタリなし。
俄然むらむらし、ついついスーパーで刺身を調達してしまった。
これで捌く手間は省けたというもの。
鮮烈な山葵の香で魚を頬張り酒で流し込む。
至福の時・・・・というわけで。






■天突き

夏、
例によってシュノーケリングに西伊豆へ出掛ける。
帰り道にみやげ物屋で天草発見、心太を作りたい。
以前、苦い思い出が・・
天草のつもりで採ってきた海草。変な匂い、作り始めてやっと気が付いた。
違うこれは天草ではない。ひぇ〜

天草は適量を水と少々の酢を足して鍋に入れ煮出す。
沸騰してから10分もすると寒天質が溶けはじめ、水にとろみが出てくる。
それを布巾で漉して型に流し込み、冷蔵庫で固める。
後は天突きの筒のサイズに合わせて適当に切り分ける。

出来あがったら自分で突いてみたい、天突きを製作する。
板を4枚使い筒型にする、筒に合った四角な板を〇棒先端に取り付け突き棒にする。
問題は出口の部分、筒の側面に一定間隔に細い穴を開ける。
ステンレス極細線をその穴に通しながら網目を編んでいく。これで完成。
固まりを筒に入れ突いてみる、おおニュルニュルと出てくるわ、出てくるわ。
ゆっくり突くより、ある程度スコンと突いたほうが切断面の仕上がりが綺麗だ。
早速、食らう。海の香が口中に充満し・・夏の日の一コマといったところ。
また、例のポイントに潜りに行こう。

天突き 天突き先端

2006.6/11
伊豆市小下田近辺をうろうろ、漁港を覗く。
道路沿いや港には所狭しと天草が干してある。
浜には大量の天草が打ち揚げられていて、地元のおばさんたちが拾い集めている。
話を聞いてみると、潜って採る訳ではなく拾うのなら良いらしい。
早速レジ袋を取り出して、いっぱい拾い集めた。
帰ってから真水で洗って、笊に上げて干す。


小下田港に打ち揚げられた天草 拾い集めた天草

2006.6/18
梅雨空のなかで天日干し、約1週間の間に水を3度ほど掛けた。
ほぼ、白くなってきた。もう少しかな・・・


天日干し



■鬼おろし

竹はいろいろと加工しやすいし、耐久性も抜群。
実家に生えている竹を鋸で切ってきたものを乾燥させてあった。
竹は水分を上げていない秋に切るものらしいが、待たずに切ってきた。

大根おろし、ざっくりとおろせる鬼おろしを作ってみる。
竹は節間の長さで切り鉈で半分に割る、カタワレがおろしの本体。
取っ手となるよう一部を切り落とし、真中にはおろしが落ちる穴を開ける。
おろしの刃を差し込む溝を鋸とナイフで工作する。
竹を細く割り、カンナで削って細板にしてからギザギザを刻んで刃を作る。
半割本体の溝に丁度収まるよう厚さを調整して、木槌で叩き込み完成。
早速大根をおろして見る、ざっくりとしたおろしが出来る。以外と調子がいい。


鬼おろし おろしを側面から



■カウンター

カウンター、いい響きだ。
家で飲む酒も立って肘でも突きながら、グラスを傾けてみたい。
内側に棚をつければ物の収納にも便利だろう、テレビ台にも兼用できる。
その一部は曲線があって、勿論ウッディーなやつで木の節は剥き出しの感じかな。
設計図を引く、台所の動線がうまく確保できるようにサイズを決めた。
たまたま材木スーパーに檜板材4m×80mm幅があったので購入。
車に積もうとしたら入らない、鋸で切断して積み込む。

コンパネをカウンター断面に合わせたカーブで切りったものを3枚用意し内側の棚とする。
天板だけは集成材を使い同じようにカーブを付けてカット。
天板と棚板に先ほどの檜板をクギで1枚1枚取り付けていく。
仕上げにニスを塗った。内側は黒艶消しとし、暗くなってしまうのでミニ電球を1つ付ける。
スペースの関係でカウンターの幅を節約したため、立ててみると少々不安定。
最後に”えの”の焼印を押す。見えない棚に雑品が収まりスッキリとした。
ちょっと飲むには丁度いい。







■アイスピック

オンザロックの氷、まんまるい透明なやつ。
我が家にはアイスピックが無い。
鉄骨の棒が余っていたので、グラインダーで先を削り磨いていく。
氷を砕いてみる、調子がいい。
が、なかなか球体にするのは難しい。
でも折角だから飲んでみる。
まだ氷は溶けない、また飲む。
まだ溶けない、またまた飲む。

アイスピック



■サイドテーブル

すぐたまる新聞紙、灯油のポリタンク、その他もろもろ。
どうにかスッキリと整理したい。
サイドテーブルを作ろう。
サイズを決め組み立てにかかる。
設置場所の関係で、今回初めて引き戸に挑戦する。
引き戸は合板と無垢材を繋ぎ合わせた。2トンカラーにしたいからだ。
取っ手は板に窪みを付けステン製のものを取り付け。
戸の裏側に滑車を2個ずつ埋め込む。本体側にレールを取り付け引いてみる、時々脱線。
カット&トライで何度か修正し、完成。
これでコマゴマした物がすっきりと納まった。
未だに時々引き戸が脱線する、そのうち何とかしよう・・・



サイドテーブル



■塩の製造



炎天下の海水

連日の猛暑に辟易していた時、ふと思い付いた。実はチャンス到来なのだ。
釣りに行ったついでに海水をポリタンに汲んできた。ミネラルをふんだんに含んだ塩作りを始める。
流木を燃やし海水を煮詰めようと思ったが、エコロジカルでない。
太陽熱を使い蒸発させることにする。料理用アルミバットに海水を入れ炎天下の車の屋根に乗せておく。
タイミングの良いことに、連日の天気は雨の気配すら微塵も見せず、節水宣言まで出る始末。
日本全国茹で蛸状態。
1日1回蒸発具合をチェック、日増しに水位は低下していった。塩の結晶が出来始め4日目でほぼ水分は無くなった。


水分は、ほぼ蒸発 塩の結晶

今回は、約4リットルの海水を使ったので、塩分濃度3.5%として約140グラムの塩が出来る予定。
バットに出来た結晶をへらで掻き集め、ゴミを取り除き鍋に入れ水分を吹き飛ばす。
キッチンペーパーに広げて天日乾燥させる。
出来た粒を舐めてみると、塩辛いが甘いというか円やかさがある。なかなかいけてる味。
冷やしたトマトスライスに振ってみる、ウゥ〜デリシャス!!
フランスのゲランド地方、15日周期で訪れる大潮の時に、ゲートを開けて海水を塩田に引き込むらしい。
長いジグザグの水路で海水は太陽と風により除々に蒸発を始める。濃縮された海水は最後には結晶化。
一度、機会があったら見てみたいものだ。


グロセル(大粒粗塩)完成



■シュガースプーン

黒檀ブロックが手に入ったので何か作ろうと思っていた。
シューガースプーンでも作ろうとイメージをスケッチする。
ブロックを切り出そうとしたが、普通の木工鋸は歯が立たない。
鉄鋸でアウトラインを切り出し、あとはカッターナイフで根気良く・・
やすりで仕上げて完成、黒檀の木目が美しい。


シュガースプーン完成 黒檀の木目が美しい




■竹の箸

竹は工作材料としては最高だ。
耐久性抜群で仕上がりも美しい。
たまたま山で切り出して乾燥させた竹筒があったので箸を作る。
鉈で細い角材にして、両端のセンターを決めカンナで削っていく。
最後にサンドペーパーで仕上げ。
毎日の食事に使ってほぼ2年経つが未だに現役。


竹の箸





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