音楽が聞きたい。
最近のハイ上がりのアップテンポにはついて行けない。
効率の悪い真空管アンプで効率のいいラッパを鳴らしたい。
部屋の明かりを消してヒーターの明かりを見ながらバーボンを飲むぞ。
学生時代はいろいろ作ってきた。
取っ掛かりは真空管AMラジオのキット、電気回路を何も知らずに無謀にも半田ごてを握った。
近所の電気に詳しいおじさんの指導も受けながらやっとのことで組み上げる。音が鳴ったときは感激した。
暫くして、それをFMラジオに改造した。やはりFMは音が良い。それから除々に嵌り始めていく自分だった。
真空管アンプ、SPボックス、クソ重いターンテーブルキャビネットなどなどを製作。
当時の月刊『stereo』やその他の某誌には興味深い記事が満載で製作欲を掻き立てられた。
レコード再生に使うMMカートリッジのコイルも自分で巻いたりした。
S社のトランジスタ回路に使う小型トランスを解体、コイル用の極細線と磁性体を使うためだ。
良質紙で作った3mm角ぐらいのコイルボビンをハンドドリルの先に取り付け、エナメル線を何千回と巻いていく。
L/R用に2個ずつ計4個を作り、市販のダイヤモンド針のカンチレバーとドッキング出来る様に細工をする。
レコード盤の細かい溝を針がトレース、針の振動と一緒に磁石が動き磁気回路を通じてコイルに起電力を起こす。
そんな音が出るまでの過程を素直に連想出来てしまう、お気に入りのレコードを鳴らしてみると繊細な音がスピーカーから流れ始めた。
そういった製作欲もピークを通り越すと除々に萎み、忘却の彼方となった今日この頃だった。
某書店で立ち読みをきめていると、たまたま『魅惑の真空管アンプ』なる雑誌が目にとまる。
表紙には、お決まりのヒーターを美しく灯した真空管のアップ。目の毒な雑誌だ。
俄然むらむらし、ついつい買って帰ってしまった。
というわけで、・・・
真空管アンプ[tamazo]
真空管アンプ[6CA7×4]
ロクハンバスレフSPボックス
スーパーウーハー(2004.2/7更新)
MP3プレーヤー(2002.3-)
2A3 Single Power Amplifier(2004.6-)
スパイラルホーン(2004.10/11更新)
ギターアンプ(2006.4/1更新)
ターンテーブル(2010.1/11更新)
エレキギター(2006.7/22更新)
蓄音機(2006.9/9更新)
5球スーパーラジオ(2008.7/12更新)
ミニゴン(2010.6/5更新)
ヘッドフォンアンプ(2011.4/24更新)
ヘッドフォンアンプU(2011.5/14更新)
某「stereo」誌おまけアンプ(2012.1/10更新)
■真空管アンプ[tamazo]
かなり前に作った”tamazo”
重いパーツがあるので2mmtアルミ板を板金加工しケースを組み上げる。
こういった製作は、板金加工で全工程の半分以上の時間が費やされる。
ひたすらドリル、鉄鋸、棒やすりで板との格闘を続けるのだ。
ケースなどは自分でスプレー塗装していたが、今回は力が入っておりプロの手に委ねる事にした。
電話帳をめくり町工場に問い合わせる、たかが小さな箱1つなのだが快諾してくれた塗装屋に持っていく。
半艶焼付け塗装をお願いし、約束の時間を待ちきれず釜の中でまだ高温のケースを受け取った。
パーツを取り付け回路を組んで完成。
真空管(球)のアンプ(増幅器)だから、”たまぞう”と命名。
真空管は6L6シングル、ラックスのトランス群
5Wなのに高効率のスピーカーユニットで鳴らすとそれなりの迫力、まとまりのあるいい音だった。
■真空管アンプ[6CA7×4]
今回は6CA7でタムラのトランスをドライブ。
電源・チョーク・出力トランスを揃える、これだけで10万掛かってしまった。少し泣ける。
最近は真空管パーツを入手するのも地方では困難なため、通販でほとんどを賄う。
真空管は国産を使いたいところだが断念、秋葉でTESLA社製(MADE IN CZECHOSLOVAKIA)を入手。
とりあえずレイアウトが肝心なので入念に検討し、ケースの製作にかかる。
トランス類がかなり重いので3mmtのアルミ板を板金加工する。筋肉痛・・・
今回は、ケースの側面を木目調にした。
塗装してパーツの取り付けを始める。

半田コテを握るのは久しぶり。少々手先が震える。
回路図を眺め、パーツレイアウトを考えながら進める。
配線は3次元的で、眺めるだけでも楽しい。
完成したアンプの電源を投入し、ヒーターを灯す。CDを鳴らしながら取り敢えず一服。


■ロクハンバスレフSPボックス
やはりこのアンプに合うスピーカーが欲しくなる。
たまたま、M社往年の名機(ロクハン)復刻版が発売されている事を知る。
電話で探し始めるが既にどこにも在庫がない。
ダメ元で聞いてみた市内の家電屋さんで”まだ4本ありますよ”
”ぐえー”思わずびっくり、早速2本買い求める。
どんな箱に入れようか。迷った挙句にオーソドックスなバスレフに決定。
ホームセンターでサブロクのコンパネを買ってきて、両挽きノコでカットしていく。
これまで我が手と腕だけが頼りと、基本的に電動工具に頼らないという一念を貫き通してきた。
が、やはり体力勝負の作業は大変だ。バスレフの口を廻し挽きノコで開けてダクトの取り付け。
真鍮クギと木工ボンドで箱にしていく。吸音材、チクチクのグラスウールは敬遠しフェルトにした。
先を急いだため、バッフル板取付け用の角材取付け位置をミスってしまった。
前面からバッフル板に少しオフセットをかける予定だったが、まあこれもご愛嬌・・?
バッフル板は黒艶消しスプレーで、側板はニス塗装して完成。

前出の真空管アンプと接続してセットアップ、生ギターのアコースティックな音を鳴らしてみる。
”おおー この音”
酒を持ってきて、もう一度じっくりと聴きなおす。
石と球の議論ではないけれど、やはり何か違うのかなあ・・・
効率を落としている分のエネルギーは無駄には使われていない様な気がする。
さあ、次は何を聞こうか?
■スーパーウーハー(2001.3)
T氏より譲り受けた"マイオリジナルサウンド100"を見て俄然むらむらした。
スーパーウーハーの製作に取り掛かる。
10cmのスピーカーでどれだけの重低音が出せるのか?
21mm程度の合板がいいが、結構いい値段。サブロクのコンパネを張り合わせて使うことにした。
丁度セール中のJ−Eチョーで798円/枚で4枚購入。
ノコギリで板を切っていくが、切れ味が悪い。
仕方なく久々に鋸刃を研ぐ、抜群の切れ味となった。着々と進む。
板取り完了、釘・クランプなどを駆使して木工ボンドで張り合わせ12mm×2=24mm厚に。

板取りした材料を組み合わせていく。
スピーカーは在庫が無いらしい、納品待ち。U〜待ち遠しい・・

スピーカーがやっと手に入ったので、最終仕上げにかかる。
箱はつや消し黒で、木目テープでアクセントをつける。
例によって真鍮で銘板を作り貼りつける。
やっと一本完成、どんな音がでることやら。

2004.2
1本完成させてから、もう3年が経ってしまった。
時の経つのは早いものだ、今年は”やりっぱなしのものを片付ける”と宣言してしまった。
もう1本を勢いで完成させた。
箱の天板がしっかりと密着しないので、コルクシートを挟んで製作精度を誤魔化した。
ロクハンSPとパラってCDを鳴らしてみる。
手で触れても箱はあまり振動していないようだが、これまでよりも臨場感が感じられる。
しかし、1.7m高の角柱2本は我が家の狭い6畳間にはあまりにも威圧感たっぷりで邪魔臭い。

■MP3プレーヤー(2002.3-)
W松通商からポータブルMP3プレーヤーキットを購入。
最近、何気に新聞との距離を置いている事に気が付く。
IC・面実装パーツなど細かい部品が多いが老眼ぎみの目玉で挑戦。
起こした基板が付いているが今回は更なる小型化を目指し配線も自分でやろう。
単純なデジタル回路なので接続ミスさえなければ動作するはず。
記録媒体はスマートメディア、何MBにしようか?

スルーホールのユニバーサル基板を購入。
パーツを並べ始める。しかし、面実装パーツは細かい、ルーペで覗いて抵抗値などを確認していく。
なるべくコンパクトにしたいが・・・
0.26mmφのUEW線で回路図を見ながら配線を始める。
ある程度配線してから次のパーツを取りつけないと半田コテが入らない。
たまたま見たチラシにスマメの特売があったので、32MB@980を2枚購入した。

細かいパーツばかりで肉眼ではあまりにも見難いので、眼鏡のフレームに挟み込むルーペを購入。
格段に見易くなったパーツを配線しながらもっと小型化出来たなと思いつつ進める。
途中までだった配線を約2日間で一気に仕上げ、配線チェックを終える。
電池を入れ電源チェック、一応DC−DCコンバーターは動作している。
ISPアダプターを製作し、PCに接続して動作テストの準備をする。
果たして音は鳴ってくれるだろうか?

操作ボタン6個を作る。
真鍮丸棒5mmφを短く切り出し、角を落とす。
3mmφ用のワッシャーを切口の一方にロウ付けし、ボール盤にくわえ磨きこんだ。
次は収容ケース、重くなってしまうが真鍮の輝きは捨て難い。
0.3mmtの真鍮板を折り曲げロウ付けし箱にしていく。
操作ボタン面のみ1mmtを使用、ボタン表示を蓋にエッチング。
横着が災いし表面の油分が残っていたため、汚い仕上がりとなってしまった。これもご愛嬌・・?
しかし、チョウ小型化を目指した筈なのに市販品より体が大きくなってしまった。

■2A3 Single Power Amplifier(2004.6-)
生活するには出来るだけ身軽な方がいいと常々思っていた。
引越しは不要品を処分するいい機会だと、それまで抱えていたモノをあっさりと捨てた。
その中には球だけ手に入れ、ずっと暖めていた2A3もあった。
当時気に入っていた増尾好秋氏の"Sailing Wonder"のギター譜面も捨ててしまった。
今になって練習したいと思い、探しているが未だに見つからない。
最近になって突然、2A3アンプを作りたいと思い始めパーツを集め始める。
真空管をメールで発注したものが翌日に到着、便利な世の中になったものだ。
2A3の素晴らしいスタイルに惚れ惚れする、トランス類はノグチトランスで廉価化を図る。

その他の小物パーツもほぼ揃ったので、シャーシレイアウトの検討を始める。 」」」」」2A3アンプシャーシ加工図」」」」」
アンプの置き場所は決めてある、細長いシャーシでなければ納まらない。
しかも球の美しさをよりアピール出来るレイアウトについて悩む。
パーツをいろいろと移動させ検討したいので、いつもは方眼紙にフリーハンドのいい加減な設計図だが、
今回は、お絵かきソフトを使って"あーでもない、こーでもない"と試行錯誤し、何とかレイアウトが決まった。
トランス類は黒一色なので一部をグレーで塗装、少しはマシになったかな?
パーツのレイアウトは決めたものの、CR類が幅150mmのシャーシ内で旨く納まるのかチト不安だが。
シャーシは1.6mmtの鉄板、真空管アンプ製作の約八割方を占める板金加工。
いよいよ鉄との格闘がスタートした、ボール盤やシャーシパンチを駆使し、最後の詰めは棒ヤスリの筋肉技。
梅雨時の湿気を諸共せず、汗だくで格闘すること2日間。何とか形になった。
錆が気になるので、取り敢えずプライマリーを吹いて一段落。


シャーシーをグレーで塗装、レタリングを入れて艶消しクリアーラッカーで仕上げ。
揃ったパーツを軽い物から取り付けていく。
予想外のパーツ同士の当たりは修正する。
最後に重いトランス類を取り付けると、腕にずしりとくるかなりの重量感。
らしくなってきた。

ケーブルやCR類の配線を始める。
今回、拘ったのは1点アース。
端子板を予め予想される所に取り付けておいたが、なかなか思い通りに使いこなせない。
ケーブルも上質なものが入手できず被覆が厚くゴツクなってしまった。
一通りの配線を終え2回ほどチェックを繰り返した後に束線作業。
管球を差し込んで火入れ式、ヒーターが赤々と点灯。
我慢できずに、ハムバランスをとりCDを鳴らしてみる。
以外と低域が出ていて聞いていて気持ちがいい、素晴らしい。

ところでケースがまだなので、どうしようか思案。
以前に入手したSトリー社のウィスキー樽に使ったオーク材を使おう。
森で100年、樽で50年とは泣かせるぜ。
曲木なのでそのまま板加工すると歩留まりが悪いので伸ばしたい。
短いパーツは鍋に入れ30分程煮詰めてから、万力に挟んで固定。
鍋に納まらない長尺パーツは、塩ビ管に入れて薬缶の蒸気で1時間程蒸して伸ばす。
"このクソ暑いのに何やってるの"と非難を浴びる。確かに汗だく・・・


マッキントッシュのアンプは、エンブレムが輝かしい。
ケースが完成したら、エンブレムを付けようとホワイトメタルの鋳型を作る。
試しに流し込んでみたが失敗、思うように行かないものだ。
木に深く掘り込むのは大変、バルサ材を使った型を使う事に変更。

エンブレムは、バルサ材で型を作ってそれらしい物が出来たので磨き上げる。
納得のいくものでは無いがまあいいか。
ケースにするオーク材は蒸して伸ばしたものの、まだ多少曲線を描いている。
鉋で真っ直ぐな板材に加工して組み上げるが、これが四苦八苦した。
贅の証である柾目の虎斑(とらふ)模様が僅かに現われ、自然美に目を奪われる。
アマニ油を摺り込みより深みを増した感じだ。獣臭は気のせいかな・・・
通気口を設けた底板も取り付け遂に完成。

■スパイラルホーン(2004.10/11更新)
2A3真空管アンプで気持ちよく鳴らせるスピーカーが無い。
これまで使っていたミニコンポのスピーカーで鳴らしてみたがお話にならない。
力ずくで鳴らされる耐力抜群のスピーカーでは役に立たない。高効率で低音まで伸びるシステムが欲しい。
故長岡鉄男氏の製作記事を読んでいたらスパイラルホーンなる物が目に止まる。
氏も絶賛のシステム製作を始める、勿論スピーカーユニットはFOSTEX。
FE-103Eの10cm小径でどれだけの低音が再生できるのか楽しみだ。
3mmtのベニア板をベースに12mmtコンパネで音道の渦巻きを作っていく。
これまで手挽き鋸派を貫いてきたが、今回はカット長がえらく長い。
止む無く電動丸鋸に頼る事にする。
あっという間にカットが終わり、部材が揃った。
ベニア板にカットした板を順番に接着していく、所々を真鍮釘で補強。
センターからぐるぐると除々に音道の幅を広げ渦巻き状に。

共電社に発注したスピーカーも届いた。流石にかわいい口径だが期待できるのだろうか?
ボンドが固まったのを見計らって、こんもりとボンドを盛り3mmtベニア板で蓋をする。
170mm□(12mmt)のサブバッフル板を取り付けるため、ホーン先端部の位置にカッターで穴あけ。
120mm□程度の穴を確保し、スピーカー用の90mmφ穴あけの終わったサブバッフル板を接着。
後では加工が面倒なので、サブバッフル板には予めスピーカー端子を取り付けておく。
"えの"の焼印を終えとのこを摺り込み1回目のニス塗り完了、乾燥後に#400でサンディング。逸る気持ちを抑える。

2回目のニス塗りを終え、端子を半田付けしスピーカーユニットを取り付ける。
最近購入のリアクタンス・テクノロジーを駆使した体脂肪率計で体重測定、重量は1本5.5kgとなった。
スピーカーボックスを壁に取り付けるためアルミのLアングルを加工する。切断・穴あけ・茶で塗装。
自作しようとも思ったが、間柱を探すためチェッカーを購入、@1980と@2980で迷った挙句に奮発して高級な方にした。
実際に使ってみるが、どうも要領を得ない。あちこちでピーピーと反応し壁に隠れている筈の間柱が良く分からないのだ、これって実用品?
痺れを切らし一かバチかで壁にネジ止めをしていく、中にはハズレがあったが軽重量だから何とか堪えてくれるだろう。
早速"山弦"のデビューアルバム"JOY RIDE"を鳴らしてみるが、10cmの小径とは思えない音量にびっくり。
ドライバーの2A3シングルアンプはMAX 3W、ボリュームはまだ中間の位置だからせいぜい1W程度しか振り込まれていない。
その証拠にスピーカーのコーンの振動は見た目にはほとんど分からない。
涼しげな顔で、この臨場感、この説得力。余裕のヨッチャンなのだ。

■ギターアンプ(2006.4/1更新)
以前、"おとなの工作読本"に掲載されていたギターアンプ。
気にはなっていたが、近頃無性に製作意欲が湧いてきた。
先日、秋葉に足を延ばしトランス類、真空管ソケット、可変VRを購入。
6V6PPはどんな音なんだろう、楽しみだ。
可変VR4個で1,560円、店のおっさんは60円負けてくれた。
消費税の1円単位までちゃっきり取られる時代に太っ腹なおっさんと感心してしまった。
シャーシーは安易に市販品を購入、アルミの1mmtとは頼りないがまあ良いか・・・
早速、パーツの寸法を測り板金工作。リーマーをぐりぐりやったら筋肉痛となる。
心地良い筋肉痛を感じつつ、HONDAカラーで塗装。レタリングを済ませパーツを取り付け始めた。

軽いパーツから取り付け最後に電源トランスを乗せる。
アースラインを引き、ヒーター回路を接続していく。
バルブやキャパシターなどの小物も揃ったので本格的に配線を進める。
CR類の取り付けに予定より端子板が足りなくなり、途中で穴明けして追加。
配線を済ませ再度回路チェック、取り敢えずバルブを抜いたままで電源投入。
特に焦げ臭くもないようだ、テスターで電圧チェック。バルブを挿して再度電圧チェック。
スピーカーを繋ぎ入力をガリガリ、スピーカーコーンがヘコヘコ、一応増幅されている。しかし、ハム音が少々気になる。
改善の余地有りか・・・、お次はスピーカーボックスの製作だ。FENDERのビンテージっぽいのがいいかな。


スピーカーはJensenのP8R、アルニコ・マグネットの8吋再生産モデル。
1950年代の古き良きアメリカは聞こえてくるだろうか?
発注したのだが在庫切れ、船便が日本に向かっている途中との事で3週間待ち。とほほ・・・
サランネットは、秋葉原・コイズミ無線でたまたま店頭にあった渋いやつを入手。
12mmtコンパネを購入、ボックスの製作に取り掛かる。
相変わらず設計図を描かずに取り掛かったので、初っ端から採寸間違い。Oh,My God!
ボックスに貼るトーレックスは日乃出エンジニアリングで入手だ。
何かに使うだろうと引き出しに収まっていた革製取っ手、しっくりくるかも。期待大。

届いたスピーカー、あれ、"MADE IN ITALY"とは何ぞや?・・・
気にせずボックスにトーレックスを貼り付けていく、接着剤は"鼻くそボンドG-17"若しくは木工用か迷ったが、
軌道修正が容易な木工用を選択。シャコ万で固定し暫し待ちを繰り返す。
バッフル板にサランネットをステップラーで固定し、ボックスに5mmφビス×4で取り付け。
取っ手やコーナーメタル、メタル足、6V6アンプシャーシーをビスで取り付けていく。
と、ここでアンプの電源トランスとスピーカーマグネットが干渉することが発覚。
これだけは避けようとあれほど注意を払ったことは何だったのか、スピーカーを45°回転させぎりぎりクリアランス確保。
小物類を取り付け一気にらしい形になってきた、あと一息か。


裏板にもトーレックスを貼って、一応完成。
たまたまストックの取っ手が非常に気に入っている。
エンブレムは3mmtアルミ板の切れ端で"ENOKOBO"と刻んでビス止め、誰も読めないだろうなと思いつつ・・・
後はアンプの特性測定をしてみよう。



■ターンテーブル(2010.1/11更新)
今年に入って数少ない手持ちのレコード盤を聞きたいと、
安物のプレーヤー(ターンテーブルなんかペラペラ)を安易に購入し悦に入っていた。
たまたまカミサンの職場の方がプレーヤーを提供してくれる事に。
早速譲り受けたものは、DENONの往年の銘機DP-3000だった。
今日は休みだし一丁レコードでも聞こうとアンプに接続しようとしたらケーブルが足りない。
フォノケーブル、あのトーンアームからのDIN5P→RCAピンジャックのケーブルが無い。
改めて探してもらったが無いとの事、仕方がないから購入かと探したら、
7000円ほどの安物?からハイエンドユーザーの11万円までピンキリ。
市販ケーブルは諦めて、DIN5Pからいきなり線材を半田付けしようとアーム部をバラシ始めた。
が、細線を誤って切ってしまい線長が足りなくなった。仕方がないので線材0.65mmφを調達しヘッドシェルから引き直した。
DIN5PからRCAジャック板を取り付けて配線。
やれやれとヘッドシェルを見るとカンチレバーが無残にひん曲がっている。あれ〜ぇ
マイクロのカートリッジ、早速交換針をA`pis Japanに発注。


交換針が届いたので早速セットし、アーム周辺を調整する。
アームの水平を確認、バランスを取ってから2gの針圧にセット。オートリフターも調整。
ターンテーブルの電源を入れ、ストロボ窓を覗きダイアルでスピード調整。
CDなどのワンボタンデジタル機器では味わえない儀式だ。
押し入れから引き出してきた陽水ライヴ"もどり道"をテーブルに乗せ、
たぶんここだと"紙飛行機"の曲頭に針を落とす。
いきなりライヴの臨場感が伝わってくる、うぅ〜〜

ターンテーブルとイコライザーアンプ、レコード盤を収容する箱を作ろう。
例によって適当に設計図を書き、コンパネ1枚をカットし釘と木工ボンドで組み上げる。
レコード盤収容部は、真中に仕切りとしてアルミ丸棒8mmφを2本立てた。
サンドペーパーでこすって、との粉とプライマーで表面処理。ブラック艶ありで塗装。
今回は、"テカテカの黒"がテーマだ。目標の6割のテカテカ具合、まあいいか・・・
サインを入れて取り敢えず物をセッティングして使い始めた。全面に扉を取り付けるつもりだが、ゆっくりと構想を練ろう。
扉には、明治・大正時代のデコボコな空気穴の混じった味のある板ガラスを使いたい。
レコード盤は、ビニール収容ケースを新品に全数取り替えた。厚手のしっかりしたもので気に入っている。
当時を懐かしんでレコード盤を整理していたら、テクニカルチェック用のテストレコードまで出てきた。


(2010.1/9)
久々にアナログレコードを聞こうと思いターンテーブルを回した。
回転数をチェックしようとストロボ窓を覗き込むとロックが掛かっていない。
微調ダイアルを回してもNG、既に昨年の事となってしまった。
本日、やっと重い腰でラックから下ろし修理をしようかなと。
プレーヤーごと裏返して、ターンテーブルのカバーを取り外す。
サーボ基板を覗くと2SC458が6個使用されている。
この石は経年でノイズを発生し、回路が誤動作することがあるらしい。
電解コンも一緒に交換しようかな。

(2010.1/11)
序の足で秋葉原、ラジオデパートの光南電気で2SC458を6個入手。
電解コンも全数揃えて帰宅、早速半田こてを握って全数交換作業。
復元させて徐に電源ON、ストロボを覗き込む、あれ?まったく変化なし・・・
駄目押しで背面の半固定VRも調整したが、追い切れない。
仕方ない取り合えずラックに戻そうと、テーブルゴムを手に取った時だった、
何やらストロボ窓付近のテーブル下に50Hz/60Hzの切り替えプレートがたまたま視界に。
あれれっ??横浜に越した時に50Hzに切り替えたつもりが60Hzのままってか。
何てこった、50Hzに切り替えストロボロックONを確認。何はともあれ一件落着、お粗末様。


■エレキギター(2006.7/22更新)
ちょっと面白い楽器店あぽろんでエレキギターキットTLタイプを購入。
届いたキットのパーツを確認、製作らしい作業はボディーの塗装ぐらいかな。
ビンテージっぽくいきたい、音を出すまでが楽しみ・・・
唯一製作者のセンスを反映できるネックのヘッドデザインを考える。
楽器屋で市販のギターを眺めてみる、フムフム・・・いろいろなデザイン。
たぶんオーソドックス、決めのデザインを鉛筆でヘッドにフリーハンドで書き込む
糸鋸で切り刻み、棒ヤスリとサンドペーパーで整形。こんなとこかな・・・

ボディー下部の片側は、電動かんなで斜めにカットしてデザイン性を高めた。(つもり・・・)
との粉を摺り込みペーパー掛け、プライマーを吹き付けペーパー掛け。これで下地の処理は完了。
いよいよ塗装、カラーはニッサン系ブラックパールMに決定。梅雨空の合間を縫って吹き付ける。
耐水ペーパーで水研ぎしながら3回ほど塗り重ね、仕上げにクリアーを吹き付ける。
完全に乾燥させたら、ピカールで研磨。うぅ〜筋肉痛。お次はヘッドのインレイか。

インレイ用に柾目ウッドメーカーでグリーンアバロン1.3mmtのシートを購入。
糸鋸で"ENOKOBO"を刻んでヘッドに掘り込みを入れ、エポキシ接着剤を流し込んでシャコ万で圧着。
固まったところでヤスリ掛けをして表面をフラットにした後、プライマーとクリアーを吹き付け仕上げ。
糸巻きを6個取り付けてから、ネックとボディにセンターラインを出して仮止め。
ブリッジの取り付け位置を決めるため、1弦と6弦を仮に張って左右に微調する。
フロントプックアップがマウントされているピックガードプレートの位置決め。
他のパーツとのバランスなどを見ながら位置決定、コントロールプレートの配線やジャックを取り付け。
ここで取り敢えず、ピックアップの動作チェック。ギターアンプを接続し、ドライバーでピックアップを叩いてみる。
フロントはOKだが、リアが動作しない。原因は何だろう?



ピックアップの動作不良と思い込んでいたのは、どうもレベルが低いだけだったようだ。
ネックをボディーにしっかりと取り付け、エンドピンやネックの弦押えなど小物を取り付ける。
ネックのナットが白いプラスティックでどうも気に入らない、東急ハンズで購入した象牙の端材で作ることにする。
サイズを合わせて端材を鉄鋸で切り出し、序に自分の指まで切ってしまった。痛っ!
グラインダーで整形して、弦の溝を加工。水研ぎをして仕上げ。アイボリーの良い色だ。
付属の弦を張ろうとして1弦を切ってしまった、仕方が無いので楽器屋に弦セットを買いに行く。Fenderにした。
弦高をブリッジのサドル部のネジで調整して完成、早速前出のギターアンプで鳴らしてみる。
音自体は問題ないが、誘導のハム音を拾っている。まだ改善の余地がある。



7/22 富士スピードウェーで行われたUDO MUSIC FESTIVALに参加した。
ロック魂がムンムンの現場に到着したのは既にプログラムが始まっている11時過ぎ。
モビリタ・ステージをチェックした後、スクウェア・ステージへ移動。
CharのステージをほどほどにTHE DOOBIE BROTHERSのステージに向かう。
少しでもステージに近づこうと人垣を掻き分ける、アンコールでは念願の"Listen To The Music"うぅ〜最高!
お次は、教祖のJEFF BECKの登場、ギターが何かしら喋っている。
トリはラテンロックのSANTANA、初っ端から乾いたパーカッションにカルロスがギターで絡ませる。
民族の雄叫びにも聞こえる何かを呼び覚まされるような激しいリズムに飲み込まれる、もう最高!
しかし、昼飯以外の約10時間立ちっぱなしだった、脹脛が攣り寸前状態。帰路の車中でも心地よい残響が。

■蓄音機(2006.9/9更新)
以前から気にはなっていた。
別に骨董収集の趣味は無いけれど、どれだけの音量、音質、迫力があるのか興味があった。
ヤフオクでたまたまヒットした蓄音機を剥きになって落札。
コロンビアのMODEL-NO.203というポータブルタイプ。
アメリカンフォークミュージックのSP盤が1枚おまけ、意外と重量感がある。
A面は"IF YOU'VE GOT THE MONEY I'VE GOT THE TIME"(お金があればね)
B面は"I LOVE YOU A THOUSAND WAYS"(とにかく好きだ)
ぶっきら棒な直訳の日本語タイトルが当時を偲ばせる。
かわいい鉄針ケースが1つ、中を開けると2本だけ針が。
いったいどうやって操作するんだろう?取説なんて当然ないし。
中にあったハンドルを箱の横穴に差して、ゼンマイを巻く。
鉄針をセットしてターンテーブルのブレーキらしきツマミを解除。
徐にトーンアーム?を持ち上げレコードに針を落とした。
スクラッチノイズに続いて、突然大音量で陽気な音楽が鳴り始めた。
かなりの音量、カミサンが近所迷惑な音だからボリュームを絞れと言う。
ボリューム?ツマミ?ある訳ない。すべてが物理の原理だけで動作している事に改めて感心。
針は1面ごとに取り換えが必要らしい、既に予備が無くなりいつものA`pis Japanに発注。
"1本で8〜10枚かけられる"とある、180本入り。サボテンの刺を加工した針もあるらしい、ぜひ入手したいところだ。
蓄音機を自作されている方のHPを覗いた、今度は自作に挑戦かな。


■5球スーパーラジオ(2008.7/12更新)
子供の頃、3球ラジオキットを製作した。
同調回路のソケット式ボビンを取り替えることでバンド切替ができた。
作り終えて電源を入れてもスピーカーから音が出ない。
当時、テスターすら無かったし技術的な知識もなく、ただ困り果てていた。
近所でテレビなどの修理を半分趣味にしている人をオヤジが呼んでくれた。
見てもらうと誤配線があり、B電圧が真空管に掛かっていなかった。
配線を直して最初にラジオの音がなった時の感激は今でも忘れない。
後にFM放送を聞くため回路改修をしたり楽しめたキットだった。
今回、それ以来となる5球スーパーラジオの製作を始める。
最近、何故かラジオを聴くことが増えた、どうせ聞くなら真空管ラジオで聞きたいと。
今日はたまたまニッポン放送でオールナイトニッポン40時間スペシャルの放送中。
ユーミンがバトンタッチしてトーク中、ますます製作意欲を掻き立てられることになる。
まずはパーツ集め、アキバをうろうろ。真空管はClassic Componentsで購入。
流石に在庫数は群を抜いている、心配のマジックアイも手に入れた。
他のパーツもほぼ揃ったので、アルミケースの板金加工に入ろう。
ところで、ずっと気になっていたマグネチックスピーカーをヤフオクで入手。
まだ、未開梱未使用の貴重品。当時は鉄が非常に貴重だったためフレームは紙製。
早く音を聞きたいと気持ちが逸る。

ケースの板金加工を始める、0.9mmtとペラペラのアルミ板なので難なく加工が進む。
バリ取り、耐水ペーパーで擦ってシルバー塗装。インスタントレタリングが無かったので油性マジックで文字入れ。
クリアーで吹いてから、パーツを取り付ける。軽い小物から順番に。既にパーツ同士の干渉が発生、位置変更で対応。

アース母線を張って、CR類の半田付けを始めた。
しかし、端子板を取り付けなかったのでこのままで配線は、ちと厳しい。
これまでアキバで調達していたが、近場にパーツ屋を発見。JR小机駅付近のサトー電気が便利。
チャリで往復20kmの買出しから戻り、端子板を増設し配線を進める。
配線が終えたので、もう一度回路図で確認してから火を入れる。真空管にほんのりとヒーターが灯った。
音量を上げて、バリコンを回してみる。スピーカーから某放送局の音声が元気良く流れてきた、この瞬間がタマラナイ。
配線は一応間違っていなかったようだ、マジックアイも緑色のウィンドウを光らせている。
次回は、各部の調整かな・・・


ところで今回製作するにあたって、果たしてパーツの調達は大丈夫なのか心配だった。
古いパーツは、お金さえ出せば新品同様も入手可能だろうが、なるべくコストも掛けたくない。
いまどき真空管ラジオなどと調べてみるとキットも販売され、心配のIFTも復刻版があるらしい。
結局、ラジオデパートであっさりと廉価版を購入、見てくれも気にする自分としては少々不本意ではあるが。
IFT、同調コイル、発振コイルはあさひ通信。パディングコンデンサーは類似品、バリコンはトリマー付きを断念。
後から足りないパーツ探しでうろうろしていると、意外とあっさりと探していたそれがあったりとか。
もう少し根気良く探すべきだったと多少後悔・・・

(2008.06.22)
チューニング用のダイアルプーリーセットとダイアル糸0.7φはヤフオクで入手。
プーリーセットはバリコンに取り付ける85φのスプリング付ドラムとチューニングつまみを付けるシャフト。
チューニング針を動かすためには、小径のプーリーが必要だ。
いろいろ探してみたが見つからない、無いのなら作ればいい。
10φ真鍮丸棒を5mm厚に輪切りにして、センターの4φ穴にビスを付けてボール盤に咥える。
棒やすりでプーリー溝を気長に削っていく、最後にピカールで仕上げ。都合3個製作。

(2008.06.28)
先週に引き続き作業、真鍮のLアングルで枠を作ってプーリーを3個取り付け。
それをシャーシーに固定。チューニングシャフトもドラム位置に合うように固定。
ドラムのスプリングにテンションが掛かるようにダイアル糸を掛けていく。
糸にインジケータ代わりに目印を付けて、チューニングシャフトを回してみる。
なかなか調子が良い、後はダイアル目盛をどう製作するかだが悩ましいところ・・・

(2008.07.12)
以前製作のループアンテナに同調用のバリコンを取り付ける。
机の引き出しに転がっていた物、アルミアングルを使ってアンテナ台座に固定。
ところで、アンテナは最初からちゃんと設計した訳ではないので、うまく中波帯で同調してくれるだろうか?
ピックアップ用に1Tのコイルを追加して、ラジオにつなぎゆっくりバリコンを回してみる。
マジックアイの窓が急激に狭まり同調完了を告げる、ニッポン放送が明瞭に受信できた。

前出のマグネチックスピーカーはインピーダンスが10kΩ前後。
ラジオの出力トランスは2次側8Ωなので、スピーカーコイルを巻きなおすことにする。
コイルの振動板とコーン紙を接続している針金の半田を外す。
馬蹄型磁石の間にボルトを入れ、ナットを回して磁石の間隔を押し広げる。
コイルをゆっくりとずらして上側金具とともに取り外す。
古いエナメル線を取り外す、0.1mmφが3,500T程、結構解き甲斐がある。
新しく巻くのは0.3mmUEW線を200T、眼鏡に取り付ける拡大鏡を使って慎重に巻いていく。
巻き直ったら、磁石に戻して半田付け。直流抵抗は約2Ωだった。
試しに鳴らしてみる、Chris Reaの”On The Beach”。良い感じだ。


■ミニゴン(2010.6/5更新)
JBL「ミニゴン」コピー版製作をスタート。
別冊ステレオサウンド「マイ・サウンドをつくろう」1996年発行を入手。
ここまで密度の高い自作本は、なかなか無いんじゃないかな。
非常に目の毒な雑誌この上ない・・・
材料はサブロク18mmtの合板2枚、大まかなところはホームセンターでカット。
パーツの穴明けを始める。回し引き鋸でギコギコ、残暑厳しき折汗だくで加工。

スピーカーユニットはJBL LE10+LE30を入手したかったが、ヤフオクで落札出来ず。
しかし、落とせても高い買い物となってしまった。
あっさり断念して、お馴染みのFOSTEX FF225K+FT207Dで廉価化を図る。
板の穴あけが終わったので木工ボンド+木ネジで組み上げていく。
次回はこのシステムの最も特徴的な円形反射板の製作だ。

所定の曲面となるよう円形反射板用の補強材を合板の切れ端で4枚製作。
2枚ずつをそれぞれ天板、地板の内側に取り付ける。
2.7mmtのベニア板を補強板の曲面に沿わせて慎重に貼り付けカーブを作る。
都合6枚のベニア板を順次重ね厚さを稼ぐ。
最後にはみ出し箇所を鋸でカット、「らしい」カーブだ。


前回の作業から早いもので一ヶ月が過ぎてしまった。
とのこを擦り込んであったので、#320ペーパーで念入りにサンディング。
裏板は黒、それ以外はグレー、反射板は木目シートを貼る予定。
カラースプレーで塗装を始める、久々のシンナー臭でクラクラする。
これまではフルレンジスピーカーを使うことが多かったが、今回は2Wayシステム。
平行してネットワークの製作を始めよう。
クロスオーバー周波数は4kHz、6dB/oct -3dBクロスで組み上げる。
手持ちのワイヤがあったので、空芯コイル(0.3mH)を自作する。
巻くための治具を、30φ丸棒とベニヤ板で製作。
23Tで4.7段を2本巻いたら腕が痛くなった。今日はここまでビール、ビール。


(2009.10/25)
引き続きネットワークの製作。
コイルをタイラップ留め、その他のパーツもレイアウトを決めて半田付け。
「箱」の塗装面は、耐水ペーパーで適当に水研ぎ。
もう一度仕上げのスプレーを吹き付ける、シンナー臭を避けるためマスク着用。

(2009.11/14)
生憎の雨、反射板に木目シートを貼ってあったので、
雨上がりを待って、艶消しクリアーで塗装。
ツィーターを支持するための金具の加工。
3mmtアルミ板を鉄鋸で切り出しL字に曲げる、ボディーと同色で塗装。
ツィーターを仮付けして具合を確認する。ネットワークも裏板に取り付ける。
次第に完成に近づいてきた、あと少し?・・・


(2009.11/21)
吸音材をエンクロージャー内面に貼る。
今回はポリエステル製、ペットボトルが原材料の「ホワイト・キューオン」を使用。
チクチクしないので扱い易い、ステップラーで固定していく。
ウーハー、ツィーターのケーブルを半田付けして六角ネジで固定。
しかしエンクロージャー1本の幅が80cm、それを2本並べて1.8m。以外と場所を取り邪魔臭い。
もちろん置き場所とかそんな心配は、「はな」からしていない。
一応、音が出せるかたちになったので、もう我慢できない。餓鬼同然なのだ。
ケーブルをアンプに接続して、いよいよ緊張の瞬間だ。
『Meet Milt Jackson』の「They Can't Take Away From Me」からヴァイブが心地良い。
音が全面に出ている感じ、定位もはっきり。ヘッドホーンで聞いている感覚に近いような。
ところでまだ作業途中、木製ルーバーを作成して完成となる。少々フライング気味・・・

(2010.1/9)
木製ルーバーの製作開始。
チーク細板を所定の長さにカット、片側10本、計20本を揃える。
細板を固定するためのアルミ丸棒5mmφを計4本。
スピーカー前に取り付けるフェイスパネルには木目シートを貼った。
部材が揃ったので、次回は穴あけと組み立てだね。
ところで、周波数特性をPCで測定しようと、
測定用のマイクとヘッドアンプ(BEHRINGER ECM8000+MIC100)を入手。

(2010.1/31)
ほったらかしだったルーバー。
チーク細板に斜め45度で穴明けのための、単純斜め45度カットブロック治具を製作。
試しにボール盤でやってみるが、予測どおりドリル刃が逃げてしまい位置が定まらない。
がっかりして、暫くほったらかしだった。と言うか作戦を練っていた。
45度角棒を2本使ってチーク細板を挟み込むように治具を再製作。
ほぼ定位置に穴明けが、あっという間に20本、計40穴完了。
アルミ丸棒に仮に差してみるが、『いいじゃん』てな感じ。

(2010.3/22)
またしても、ほったらかしだったルーバー製作を開始。
フェイスパネル裏側に溝を彫り、加工した角材と接着剤でアルミ丸棒を固定。
チーク細板を10本差し込んでいき、アロンアルファを流して固定。
ツィーターが干渉するので、少々加工して収まりを調整する。
さて、ルーバーの固定方法をどうするのか考えねば・・・

(2010.5/30)
オリジナルは、フェイスパネルにネームプレートがある。
真鍮板を適当に刻み、ロウ付け。
黒でスプレーした後、地金を出す箇所を水研ぎ。
クリアーを吹いて、何となくオリジナルっぽくなったかな・・・

(2010.6/5)
ルーバーの固定は、フェイスパネルに8mmφダボを取り付けて、
エンクロージャー本体に空けた2箇所の穴に差し込んで固定とする。
サンディングして、クリアラッカーを吹き付ける。
最後にネームプレートをエポキシで接着。
着手から半年以上掛かってしまったが、無事完成。めでたしめでたし。

■ヘッドフォンアンプ(2011.4/24更新)
(2011.3/20)
地球の自転にまで影響を及ぼした未曾有の巨大地震から10日目となる今日。
原発をはじめ予断を許さぬ緊張状況が続いている。
一方の自然は刻々と春爛漫が近づいている。
桜の蜜を、只管啄ばむメジロたち。
震災前に発注済みのパーツが届いていたので、
気晴らしにヘッドフォンアンプを製作する。
オペアンプは、バーブラウン社のオーディオ用OPA134を使用。

(2011.3/31)
iPodからLINE OUTを得るため、DOGコネクターを千石電商で@400にて入手。
しかし30Pのコネクターピンは細か過ぎて、年寄りにはちと辛い。目がチカチカする。
ピンアサインを確認して、要らぬピンはラジペンで引っこ抜き震える手で3.5φステレオプラグと半田付け。
エラーメッセージ対策の68kΩ抵抗も接続して、バスボンドで固める。
アンプは「ALTOIDS」のミント空き缶に収めるため、ダース買いしてしまった。
この手の缶は、本場では以前からいろんな物を収めて楽しんでいるファンがいるらしい。
組み上げた基板だが、収まりが悪い事が今更発覚。パーツを外してもう一度組み直し、トホホ・・
VR、入出力ジャック、パイロットLED用の穴あけ、基板取り付け、006P電池を収めてみる。


(2011.4/3)
VRのツマミに真鍮丸棒を切り出し、先端角を丸めてアクセントにライン入れ。
入出力ジャックなどの名称をインスタントレタリングで書き込む。
これで一応完成。ヘッドフォンを発注、AUDIO TECHNICA「ATH-PRO500」。

(2011.4/24)
『他にも適当な缶があるかも』と気になり始めた。
国産では、以外と使えそうな缶は少なく『元祖 柿の種』は大き過ぎるし、
手近なところでは、『サクマ ドロップ』ぐらいかな。
偶然、小洒落たミント缶『HINT MINT』を発見。
1920年代のシガレットケースがモチーフとの事だが、絶妙なカーヴには惚れ惚れする。
カーヴに沿ってスライドさせ開閉もまた憎らしい。
何か電子回路を収めてみたいと画策中。

■ヘッドフォンアンプU(2011.5/14更新)
(2011.5/8)
「ALTOIDS」シリーズ第2弾、懲りないヤツだね。
何と乾電池で真空管をドライブ、当然ポータブル。
以前から某マニア?内では作られているようだ。
単三電池8本、DC12Vという低電圧で動作させるのは真空管にとっては想定外。
6DJ8/ECC88/6922でゲインを稼ぎ、オペアンプ2114のボルテージフォロワーで出力。
9ピンタイトソケットは、残念ながらそのままでは僅かに缶に収まらないので、
取付金具を外し、タイトをグラインダーで削り、8mmアルミ角棒を2本加工。
ソケットを挟み込んで固定することに、その他のパーツも穴あけして取り付ける。
スペースが限られるのでヒーター用三端子REGのヒートシンクは缶の外にするしかないか…

(2011.5/14)
アースライン、電源、信号と回路を組み上げていく。
オペアンプ周りはユニバーサル基板の切れ端に組む。
ケースの蓋には、真空管覗き窓をアクリル板で作った。
乾電池ボックスは別に製作予定だが、取り敢えずミノムシクリップで動作テスト。
電源を入れると真空管のヒーターが赤くほのぼのと点灯。
音源を接続しヘッドフォンで試聴、一応音は出ている。
なかなか説得力?のある音に聞こえるのは、真空管という先入観かな。
暫くするとREG用ヒートシンクは結構チンチンになっている、
電流を測ると約0.3A、いったい電池はどれほど持つんだろうか。
エネルギーの約半分が無駄な熱に変わってしまうのは寂しい限り。
ヒーターが12V系の真空管をチョイスすれば良かった、後の祭り・・・


■某「stereo」誌おまけアンプ(2012.1/10更新)
1月号は、5W×2 オリジナルデジタルアンプが付録。
既に在庫切れでネットではプレミア価格の1万円、当然食指が動く。
市内の書店に1冊ありの情報で早速向う、セーフ!
実はそれほど焦る必要はなかった、情報氾濫の世はある意味恐ろしい。
基板剥き出しでは様にならないとケースに収容する。
タカチのYM-100(W100×H30×D25)が最小の限界サイズかな。
基板に付属のRCA端子、スピーカー端子はサイズの関係で流用不可。
市販品から適当なブツを選択、パイロットLEDは全面パネルまで引き出し。
ケースの板金、ゴールド塗装、インレタ、クリアー吹きつけ。
VR用つまみもちょっと奮発、パーツを組み上げ完成。


